【大切なお知らせ】『地平』は毎月5日発売ですが、12月号は総選挙があった関係で7日発売です。ご迷惑をおかけし、また楽しみにお待ちいただいている方にはお待たせしてしまい申し訳ございません。
12月号の大特集は「イスラエルの戦争を批判する」
特集は「総保守化する政治」
ぜひお手に取りください。
●目次●
【News In-Depth】
阿古智子(東京大学)言論統制とヘイトクライムに抵抗する中国の若者たち——日本人学校襲撃事件と「間に立つ」視点
木戸衛一(大阪大学)「国民宰相」の再来?——オーストリア国民議会選挙を振り返る
井原 聰(東北大学名誉教授)日本版DARPA発足——新たな軍事研究所は何を狙うか
緊急特集 イスラエルの戦争を批判する
申惠丰(青山学院大学)イスラエルの戦争を批判する——国際法から見たイスラエルの逸脱
末近浩太(立命館大学) レバノン侵攻と「対テロ戦争」の論理
ダニー・ネフセタイ なぜイスラエルは戦争をやめないのか
特集1 総保守化する政治
内田聖子(PARC共同代表) 地べたからの民主主義を——地域からの修復
海渡雄一(弁護士) 総保守体制のもとでどうたたかうか
飯島滋明(名古屋学院大学)・大江京子(弁護士) 改憲派多数となった国会——憲法をめぐる論点と情勢
松尾 匡(立命館大学) 二度目はもっと悲劇として?——新三極を闘い抜け
東海林 智(毎日新聞) 連合はどこへ行くのか
西郷南海子(安保関連法に反対するママの会) 野党共闘の内側から見えた景色
佐々木 寛(新潟国際情報大学)空洞化する政治とどう向き合うか
特集2 再エネか、原発か。
平田仁子(「Climate Integrate」代表理事) なぜ日本のエネルギー政策は歪むのか
吉田明子(FoE Japan)伊与田昌慶(350.org Japan)桃井貴子(気候ネットワーク)
【座談会】ここがおかしい! 日本のエネルギー政策の決めかた
井野博満(東京大学名誉教授) 虚構のGX——生活圏の技術を問い直すために
古村一雄(「核のゴミから未来を守る青森県民の会」共同代表) 下北半島を核のゴミ捨て場にさせない
宮﨑知己(ジャーナリスト) 六ケ所・再処理工場はどうなっているか——核燃サイクル政策の破綻
井田徹治(科学ジャーナリスト)ルポ 牙をむく海 第2回 気候紛争
●被団協、ノーベル平和賞受賞
川崎 哲(ピースボート) 被爆者の声を継ぎ、行動を起こすとき
高橋博子(奈良大学)ノーベル平和賞と核のタブー
楊井人文(弁護士) ネット空間の検閲を望んでいるのは誰か
小泉昭夫(京都大学名誉教授)PFASとはなにか?——規制強化と逆行する日本のリスク評価
●【シリーズ】米軍主権国家
木元茂夫(ピースデポ)米国の「対中国戦略」と横須賀基地
【好評連載】
後藤秀典 ルポ 司法崩壊(第6回)揺らぐ三権分立と三審制
尾崎孝史 ウクライナ通信(第6回)占領地スジャで垣間見た〝三光作戦〟
七沢 潔 ルポ 震源地からの伝言 珠洲原発を止めた人々(第4回最終回) 過去と未来からの警告
樫田秀樹 ルポ 会社をどう罰するか(第6回最終回) 社会を動かしていくために
栖来ひかり 「移行期正義」の練習帳(第6回)〝95%日本人の、私のお祖父さん〟
天笠啓祐 フッ素の社会史 PFAS問題の淵源(第6回最終回)フッ素とくすり
【Independent Book Review】
渡邊英理 抗う「わたし」と「わたしたち」のために
小林えみ 個と場と本(第6回)排除のためのガスライティング
編集部のイチオシ新刊
石田昌隆 Sounds of World(第6回) ジルベルト・ジル
読者投稿
編集後記
月刊『地平』12月号
2024年10月7日発売
A5判、240ページ、990円(税込)
雑誌06053-12 ISSN2759-5358
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