地球と平和を考える総合月刊誌、10月号は9月５日発売です。
大特集は「学問の独立を守れ」。ぜひお手に取りください。
●目次●
【News In-Depth】
幸田 泉（ジャーナリスト） 崩れる全国紙——毎日新聞の富山撤退
日下部尚徳（立教大学） 強権に屈さぬ学生運動——バングラデシュ大規模デモ
半田 滋（防衛ジャーナリスト） 消失する日本の安保政策の主体性——日米「２＋２」の到達点
飛幡祐規（文筆家） 極右を阻んだフランス新人民戦線
岡本 厚（ジャーナリスト） 沖縄に学ぶ——命どぅ宝と憲法九条の精神
片山夏子（東京新聞） 肌で感じるジャーナリズム危機
大特集 学問の独立を守れ
梶田隆章（日本学術会議前会長） 日本学術会議の現在
小森田秋夫（東京大学名誉教授） 法人化は独立性を高めるのか
青井未帆（学習院大学） 軍拡と学術
加藤陽子（東京大学） 歴史学の視点から
米倉洋子（弁護士） 任命拒否問題は終わらない
隠岐さや香（東京大学）「学問の自由」の危機——国際的文脈から見た日本の現在地
特集2 大学の変容と高学費
本田由紀（東京大学） 「限界」を迎える日本の大学費用負担構造——国際比較と歴史的経緯から浮かぶ歪み
金澤 伶（東京大学学生） 学費は学生の未来を左右する
特集3 子どもたちの逃走と闘争
辻 由起子（シェアリンク茨木） 搾取される子どもたちをいかに支えるか
古藤吾郎（ハームリダクション東京共同代表） 麻薬戦争と若者——ＯＤ・薬物にＮＯかＯＫか
樋田敦子（ルポライター） 消えたい子どもたち——生きたいと思える社会へ
遠藤まめた（一般社団法人にじーず代表） 子どもを奪ったのはだれか？
【新シリーズ・米軍主権国家】
星野 潔（RIMPEACE 編集部）港ヨコハマの米軍基地
五十嵐正博（金沢大学・神戸大学名誉教授） パレスチナの自決権と自衛権
馬橋憲男（フェリス女学院大学名誉教授） 日本にとって人権条約とは何なのか？——女性差別撤廃条約と日本
【好評連載】
・下地由実子 ルポ やめ記者 （第2回）若い記者がやめていく
・尾崎孝史 ウクライナ通信 （第4回）〝前哨基地〟ドネツク州の知事に聞く
・樫田秀樹 ルポ 会社をどう罰するか （第4回） JR福知山線脱線事故
・後藤秀典 ルポ 司法崩壊 （第4回）包囲される最高裁
・七沢 潔 ルポ 震源地からの伝言 珠洲原発を止めた人々 （第3回）追い込まれた農家、群がる欲望
・ウォールデン・ベロー 反革命——極右運動のグローバルな台頭（最終回）
・栖来ひかり 台湾・麗しの島だより （第4回）真実を直視し、和解を考える
・天笠啓祐 フッ素の社会史 ＰＦＡＳ問題の淵源 （第４回）半導体の環境汚染史
【Independent Book Review】
熊沢 誠 苦境の凝視、闘う人びとへの敬意
大森皓太 個と場と本 変化を期待する言葉
編集部のイチオシ新刊
石田昌隆 Sounds of World 第4回 ブルース・スプリングスティーン
読者投稿
編集後記
月刊『地平』10月号
2024年9月5日発売
A5版、256ページ、990円（税込）
雑誌06053-10 ISSN2759-5358
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