【予約受付中】防衛省追及

30年にわたり政府・防衛省を取材しつづけるジャーナリズム実践の粋。辺野古密約、「いずも」空母化、日米共同作戦計画……シビリアン・コントロールの枠を外れかねない最大の実力組織を監視してきた執念のスクープ集。
現時点からの補足のほか、青木 理氏(ジャーナリスト)による解説を付す。


もくじ

まえがき――日本が戦争に近づいていった30年間
第1章 台頭する自衛隊制服組
第2章 国防軍化する自衛隊――事実上の空母保有
第3章 歯止めなき海外派遣――自衛隊、中東“火薬庫”へ
第4章 辺野古密約――陸上自衛隊の独走と逸脱
第5章 台湾有事と日米共同作戦――南西諸島を再び戦禍の犠牲にするのか
第6章 変容する防衛省・自衛隊――共同通信配信記事集
第7章 特定秘密と報道の使命
解説(青木 理)


石井 暁  (いしい・ぎょう)
ジャーナリスト。1961年8月15日生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。1985年共同通信社入社。現在、編集委員。立命館大学客員教授。1994年から防衛庁(防衛省)を担当。主な著書に『自衛隊の闇組織――秘密情報部隊「別班」の正体』(講談社現代新書)。


防衛省追及
2025年5月12日発売
四六判並製、 176ページ、1800円(税別)
書籍 978-4-911256-18-3

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