【予約受付中】パラレル――憲法から離れる安保政策

戦力不保持を定めた憲法9条と、軍事力強化が進む実際の安保政策。その乖離はもはやパラレルワールドのようだ。イラク戦争での自衛隊の活動を違憲と認めた名古屋高裁判決(2008年)にあらためて光を当て、憲法と安保政策の現在地を明らかにする。


もくじ

第1章 自衛隊イラク派遣の前夜
第2章 イラク空輸違憲判決の真相
第3章 違憲判決をないことにする政府
第4章 憲法違反に踏み込む安倍政治
第5章 台湾をめぐる米中の思惑と日本の現状
第6章 仮想「台湾有事」を避けるために


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半田 滋  (はんだ・しげる)
1955年生まれ。防衛ジャーナリスト、獨協大学非常勤講師、海上保安庁政策アドバイザー。元東京新聞論説兼編集委員。元法政大学兼任講師。1992年より防衛庁(省)取材を担当。2007年、東京新聞・中日新聞連載の「新防人考」で第13回平和・協同ジャーナリスト基金賞(大賞)を受賞。


パラレル――憲法から離れる安保政策
2025年4月21日発売
四六判並製、240ページ、1800円(税別)
書籍 978-4-911256-15-2 

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