【予約受付中】ルポ イバラキ――民主主義が消えていく

「ばか、死ね、出ていけ」。知事の怒声が響く茨城県庁。副知事の秘書がパワハラを苦に自殺。その報告書は非公開。地域の政財界を牛耳る高齢男性たち。だが議会に野党はほとんどおらず、地元メディアは御用達。民主主義はどこへ? 茨城県にフォーカスして行政・メディア・教育の病に切り込む、月刊『地平』の好評連載(一部、文春オンラインにも転載)を書籍化。


もくじ

第1章 県職員の悲鳴
第2章 保守王国イバラキとは
第3章 地域メディアの生きる道
第4章 生徒たちを追いつめる「教育改革」
第5章 何のための高校教育なのか
第6章 イバラキを変えるために


小林美希
ジャーナリスト。1975年茨城県生まれ。ひたちなか市立東石川小学校、勝田第三中学校、茨城県立水戸一高、明治学院大学法学部(中退)、神戸大学法学部を卒業。株式新聞社、毎日新聞社『エコノミスト』編集部(契約社員)を経て、2007年よりフリーに。就職氷河期世代の雇用問題や保育、医療・介護がライフワーク。著書に『ルポ 保育崩壊』『ルポ 看護の質』『ルポ 学校がつまらない』(岩波書店)、『年収443万円』(講談社)、『ルポ 中年フリーター』(NHK出版)、『夫に死んでほしい妻たち』(朝日新聞出版)ほか多数。


ルポ イバラキ――民主主義が消えていく
2025年8月1日発売
四六判並製、224ページ、1800円(税別)
書籍 978-4-911256-28-2

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