杉並は止まらない

ケア中心の脱炭素社会、住民自治のアップデートといったビジョンを掲げ、全国から注目を集める杉並区長・岸本聡子。さまざまな壁にぶつかりながらも、住民と一緒に前進してきた、その2年間の闘いを報告する。


もくじ

1 3年目に入った「対話の区政」
2 手探りのスタート
3 職員はコストではなく財産
4 当たり前の人権、当たり前の多様性
5 修復しながら前に進む
6 議会も変わった!
7 杉並は止まらない


著者について

岸本 聡子(きしもと・さとこ)
東京都杉並区長。公共政策研究者。1974年東京生まれ。20代で渡欧しアムステルダムを本拠地とする政策シンクタンク「トランスナショナル研究所」に所属。新自由主義や市場原理主義に対抗する公共政策、水道政策のリサーチ、市民運動と自治体をつなぐコーディネイトに従事。2022年6月の杉並区長選挙で現職を破り勝利、初の女性区長となる。著書に『地域主権という希望』『私がつかんだコモンと民主主義』ほか。

杉並は止まらない
2024年11月12日発売予定
四六判並製、224ページ、1600円(税別)
書籍 ISBN 978-4-911256-10-7 


Don't Miss

NHK 日本的メディアの内幕

巨大メディアの生態と実態に迫る!

統治される大学

大学知を囲い込む「改革」の実態。