【3月の新刊】南西諸島の軍事化


「中国の脅威」に対峙する最前線として、いま、沖縄・琉球弧の島々ではミサイル配備や自衛隊・米軍基地の強化が急速に進んでいる。住民の異論は無視され、地域社会そのものが軍事化の色を帯びていく。実態と問題を詳細に整理。


もくじ

序章 問題の所在——南西諸島における国家と住民の断絶
第一章 「脅威」の構築——リアリズムが正当化する軍事化
第二章 日米防衛協力の変遷——米軍再編からEABOへ
第三章 南西諸島の要塞化——基地建設の過程と住民
第四章 国民保護——住民を守らない「保護」の虚構
第五章 列島を覆う軍事化——安保三文書以後の軍事的展開
第六章 批判を許さない社会的雰囲気——平和運動への圧力のメカニズム
終章 日本の安全保障国家化と平和の課題


【著者】
池尾靖志(いけお・やすし)
立命館大学産業社会学部非常勤講師。1968年名古屋市生まれ。平和学、国際関係論専攻。編著に『平和学をつくる』(晃洋書房)、『自治体の平和力』(岩波ブックレット)、共著に『地域から平和をきずく』(晃洋書房)、『日本から発信する平和学』『教養としてのジェンダーと平和II』(法律文化社)がある。


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