【2月発売】ガザへの集団犯罪――私たちはいかにジェノサイドに加担しているか


イスラエルによるガザ攻撃に対して世界の最前線で異を唱え、偽りの「停戦」を批判してきたアルバネーゼ。圧巻のヨハネスブルグ・スピーチ及び、日本を含む第三国の企業・国家責任を問うた二つの国連人権理事会報告書を収録。


もくじ

I 正義よ、私たちの嵐となれ――ネルソン・マンデラ財団年次講演
II 占領経済からジェノサイド経済へ
III ガザにおけるジェノサイド――集団犯罪

解説1 ジェノサイドを、植民地支配を終わらせよ!――アルバネーゼ二報告の射程と意義(早尾貴紀)
解説2 沈黙という選択肢はない――米国トランプ政権による国連特別報告者に対する制裁(小坂田裕子)


フランチェスカ・アルバネーゼ  (著)
特別報告者は国連人権理事会に任命された個人の独立専門家で、特定の国における人権状況やテーマ別の人権状況について調査、監視、報告を行なう。特別報告者であるアルバネーゼ氏はイタリア出身の研究者で、イスラエルによるガザ攻撃を強く批判してきた。2025年7月10日、米国はアルバネーゼ氏に制裁を科すと発表。国連は撤回を求めている。

中村梨里(訳)
1981年つくば市出身。フィレンツェ国立音楽院卒業。東京でのメーカー勤務を経て、現在はボローニャの企業で翻訳に携わる。第27回いたばし国際絵本翻訳大賞イタリア語部門で最優秀翻訳大賞を受賞。訳書にルチア・スクデーリ作「きょうはだめでも あしたはきっと」。

甘糟智子  (訳)
翻訳家。翻訳書にデビッド・クアメン『パンデミックのとき科学は』(白揚社)、同『スピルオーバー』、ロビン・ディアンジェロ『ナイス・レイシズム』(以上、明石書店)、ポール・コリアー『民主主義がアフリカ経済を殺す』(日経BP社)、ガブリエル・クーン『アナキストサッカーマニュアル』(現代企画室)、共訳書にスティーヴン・ピムペア『民衆が語る貧困大国アメリカ』(明石書店)など。

早尾貴紀(監修・解説)
東京経済大学教授。専門はパレスチナ/イスラエル研究、社会思想史。ヘブライ大学客員研究員(2002-04年)。著書に『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち』(皓星社)、『イスラエルについて知っておきたい30のこと』(平凡社)ほか。訳書に、ハミッド・ダバシ『イスラエル=アメリカの新植民地主義』(地平社)、同『ポスト・オリエンタリズム』(作品社)ほか。

根岸陽太(監修・解説)
西南学院大学法学部教授。専門は国際法、国際人権法。早稲田大学博士後期課程修了。博士(法学)。共著に『国際法』弘文堂、『アクティブラーニング国際人権法』(法律文化社)、『グローバルな立憲主義と憲法学』講座立憲主義と憲法学、第6巻(信山社)ほか、監訳書にダニエル・ジョイス『メディアと国際法』(同上)。

小坂田 裕子 (監修・解説)
中央大学大学院法務研究科教授。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。ユトレヒト大学(オランダ)L L.M.取得(平和中島財団奨学生)。中京大学法学部教授などを歴任。専門は、国際人権法における先住民族の権利、難民・庇護希望者の権利。著書に『先住民族と国際法』(信山社)、『開かれた入管・難民法をめざして』(共著、日本評論社)など。


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