【新刊】フッ素の社会史

近代になって見出された「夢の物質」フッ素は、戦争と環境汚染、人体の破壊をもたらす物質だった。フロンガス、毒ガス、PFAS、原発と原爆……。フッ素と人類が織りなしてきた歴史ドキュメンタリー。


もくじ

第1章 フッ素――戦争と環境汚染の歴史
第2章 毒ガスから農薬、抗がん剤へ
第3章 プラスチック史の中のフッ素樹脂
第4章 半導体とフッ素の環境汚染史
第5章 フッ素の規制と論争


天笠啓祐 
(あまがさ・けいすけ)科学ジャーナリスト。市民バイオテクノロジー情報室代表。日本消費者連盟顧問。遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン代表。著書に、『新型コロナワクチン――その実像と問題点』(緑風出版)、『経済安保が社会を壊す』(共著、地平社)など多数。


フッ素の社会史
2025年7月1日発売
四六判上製、 192ページ、2000円(税別)
書籍 978-4-911256-23-7

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