著:後藤秀典
2025年5月12日発売
国策に従順な「法の番人」最高裁の現在
国も東京電力も原発事故の責任なし? 国策に忠実に従い、政府に忖度する「法の番人」最高裁のもと、司法全体の劣化が進む。司法の独立が内側から崩れていく現状を報告。月刊誌『地平』の好評連載を書籍化。
もくじ
第1章 「国に責任はない」――6・17最高裁判決の呪縛
第2章 原発訴訟に見る最高裁の堕落
第3章 巨大法律事務所の膨張
第4章 原子力ムラに食い込む巨大法律事務所
第5章 包囲される最高裁
第6章 国の横暴にお墨つきを与える最高裁
第7章 揺らぐ三権分立と三審制
第8章 最高裁はどうすれば立ち直るか
第9章 司法のこれから
後藤 秀典 (ごとう・ひでのり)
ジャーナリスト。1964年生まれ。NHK「消えた窯元 10年の軌跡」「分断の果てに“原発事故避難者”は問いかける」(貧困ジャーナリズム賞)など制作。著書に『東京電力の変節――最高裁・司法エリートとの癒着と原発被災者攻撃』(貧困ジャーナリズム大賞、JCJ賞受賞、旬報社)。
ルポ 司法崩壊
2025年5月12日発売
四六判並製、 232ページ、1800円(税別)
書籍 978-4-911256-19-0