マスメディアは、ジャーナリズムの器として、もはや機能していない。
だが、事実を発掘して伝えていくジャーナリズムは、民主主義社会に欠かせない存在だ。
では、新たなジャーナリズムの器をどこに見出していけばいいのか?
地平社は、近く刊行予定の立岩陽一郎著『NHK 日本的メディアの内幕』の刊行を記念して、テレビ局、新聞社を”脱藩”し、新たな道を模索する三人が率直に語り合うトークイベントを開催します。
会場では立岩さんの新刊も先行販売します。ぜひお運びください。
【トークイベント】ジャーナリズムの“器”をさがす
登壇者
南 彰
琉球新報編集委員。元朝日新聞政治部記者。元新聞労連委員長。2023年10月、朝日新聞を退職。11月から琉球新報で記者・編集委員。地平社から4月に『絶望からの新聞論』を刊行。他の著書に『報道事変——なぜこの国では自由に質問できなくなったか』(朝日新聞出版、2019年)、『政治部不信——権力とメディアの関係を問い直す』(同、2020年)、『黙殺される教師の「性暴力」』(同、2022年)など。
國﨑万智
ハフポスト日本版記者。人権に関わる社会問題を取材。元西日本新聞記者。レイシャルプロファイリングをめぐる一連の報道で2023年度新聞労連・疋田桂一郎賞、第一回 国際文化会館ジャーナリズム大賞特別賞を受賞。6月にころからより『お巡りさん、その職務質問大丈夫ですか?』を刊行。
立岩陽一郎
ジャーナリスト、大阪芸術大学短期大学部教授。ネットメディア InFact 編集長。ファクトチェックや調査報道に取り組む。NHKでテヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクに従事し、政府が随意契約を恣意的に使っている実態を暴き随意契約原則禁止のきっかけを作ったほか、大阪の印刷会社で化学物質を原因とした胆管癌被害が発生していることをスクープ。「パナマ文書」取材に中心的に関わった後、NHKを退職。7月に地平社より『NHK 日本的メディアの内幕』を刊行。
【日時】2024年7月14日(日)18時〜20時30分(予定)
【受付開始】17時40分
【場所】 NATULUCK神保町 8階会議室
千代田区神田小川町3-10 新駿河台ビルヂング8階
※神保町駅(A5出口)から小川町方面に靖国通りを歩いて徒歩3分
【参加費】無料
【参加申込】事前申し込みが必要です。以下の申し込みフォームからお申し込みください。https://x.gd/NKbZt
※ 先着60名です。定員に達し次第、しめきります。
【主催】株式会社 地平社