著者:内田聖子
2024年4月23日発売
巨大IT企業vs民主主義ーー市民たちの闘い
ビッグ・テックが独占するデジタル技術によって、人々の監視や搾取が世界的に広がり、抗議の声が各地にわきおこっている。公正で倫理的なテクノロジーを求める、デジタル時代の民主主義の姿を生き生きと描き出す。
岩波書店『世界』連載を大幅に加筆・修正のうえ書籍化。
もくじ
第1章 〈わたしの顔〉を取り戻せ!
第2章 監視広告を駆逐せよ
第3章 キッズ・テック――狙われる子どもたち
第4章 暗躍するデータブローカー
第5章 アルゴリズム・ジャスティス
第6章 小農民の権利を奪うデジタル農業
第7章 「ゴースト・ワーク」を可視化する
第8章 ロビイストから民主主義を取り戻す
第9章 アマゾン帝国を包囲する
第10章 データ・コモンをめざすフィアレスシティ
第11章 民主主義という希望
著者について
内田聖子(うちだ・しょうこ)
NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)共同代表。自由貿易協定やデジタル政策のウォッチ、政府や国際機関への提言活動などを行なう。共著に『コロナ危機と未来の選択――パンデミック・格差・気候危機への市民社会の提言』(コモンズ、2021年)、編著に『日本の水道をどうする!?――民営化か公共の再生か』(同、2019年)。
デジタル・デモクラシー:ビッグ・テックを包囲するグローバル市民社会
2024年4月23日発売
四六判並製、264ページ、2000円(税別)
書籍 ISBN 978-4-911256-00-8 C0036
電子書籍 ISBN 978-4-911256-50-3 C0036
メディアで紹介されました!
・【北海道新聞 2024年5月19日】<新刊と文庫>「デジタル・デモクラシー」など
・【東京新聞 2024年6月2日】監視し支配する技術に警鐘[評]斎藤貴男(ジャーナリスト)
・【長周新聞 2024年6月10日】『デジタル・デモクラシー:ビッグテックを包囲するグローバル市民社会』 著・内田聖子
・【週プレNEWS 2024年6月25日】 一般市民が「巨大IT企業」を絶えず監視していないとヤバい理由